近年、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が普及しました。
子育て中のママ・パパにとってもワークライフバランスの実現が課題となっています。
しかし、仕事と家事、育児を一人で抱え込む状況は、心身への負担が大きくなったという人もいます。
中には、メンタル不調につながるケースも少なくありません。
そこで今回の記事では、
- 在宅勤務で起こりやすいメンタル不調の原因
- 子育て中のママ・パパ向けの具体的な対策方法
をご紹介します。
在宅勤務で起こりやすいメンタル不調の原因
在宅勤務で起こりやすいメンタル不調には、以下のような原因が挙げられます。
オンオフの切り替えが難しい
自宅というプライベートな空間で仕事をします。
そのため、つい仕事モードから抜け出せなくなり、心身を休める時間が取れない。
孤独感・孤立感
周囲の人とのコミュニケーションが減ります。
自由になったと感じる人もいますが、孤独感や孤立感を抱きやすくなったという人もいます。
運動不足
外出する機会が減ります。
通勤以外に運動をしていなかった人は、運動不足になります。
運動不足よるストレスや体調不良が起こりやすくなります。
家事・育児との両立
仕事と家事・育児を一人で抱え込む状況は、心身への負担が大きくなる。
将来への不安
仕事の状況や経済的な不安を抱え、将来への不安を感じやすくなる。
子育て中のママ・パパが特に注意すべき点
子育て中のママ・パパは、上記に加えて以下のような点にも注意が必要です。
子どもの成長や発達への影響
常に子どもと一緒いるため、子どもの成長や発達への影響を気にしやすくなる。
罪悪感
仕事に集中するために、子どもと過ごす時間が減ってしまうことに罪悪感を感じる。
パートナーとのコミュニケーション不足
パートナーとコミュニケーション不足になると、お互いの理解や協力が得られず、ストレスが溜まりやすくなる。
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在宅勤務でメンタル不調を防ぐための対策方法
在宅勤務でメンタル不調を防ぐためには、以下の対策方法が有効です。
- オンオフの切り替え: 仕事中は仕事部屋など決まった場所で仕事を行い、仕事が終わったらその場所から離れるようにする。
- コミュニケーション: 定期的にオンラインミーティングに参加したり、チャットツールを活用したりして、同僚や上司とのコミュニケーションを図る。
- 運動: 毎日30分程度の運動を習慣化する。
- 家事・育児の分担: パートナーと家事・育児を分担し、お互いに協力し合う。
- 将来への不安: 将来への不安は抱え込まず、信頼できる人に相談したり、情報収集したりして、具体的な対策を検討する。
子育て中のママ・パパ向け
- 子どもの成長や発達への影響: 子どもとの時間を確保し、遊びやコミュニケーションを通して成長や発達をサポートする。
- 罪悪感: 仕事に集中するために、子どもと過ごす時間が減ってしまうことは仕方ないことと割り切り、罪悪感を持たない。
- パートナーとのコミュニケーション: パートナーと積極的にコミュニケーションをとり、お互いの理解と協力を得る。
夫が数年前から在宅勤務です。
しかし、私の場合は、正解だったと思っています。
夫が仕事人間だったため、もともと仕事が優先。
そのため、オフになるタイミングまで放置。
自分の集中力が切れた時には、自室でちょっと運動しています。
専門家のサポートを利用する
上記のような対策を講じてもメンタル不調が改善されない場合は、無理せず専門家のサポートを利用することも大切です。
- カウンセリング: 心理的な負担を軽減し、ストレスに対処する力を身につけることができる。
- 産業医: 仕事環境や体調に関する相談を受け、適切なアドバイスを受けることができる。
在宅勤務は、仕事と家庭の両立を可能にする一方で、メンタル不調のリスクも伴います。
自分自身に合った対策方法を見つけて、心身ともに健康に過ごせるよう努めましょう。
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